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全員集合!白浜の旅 ⑧ ~泣くに泣けないサプライズ~


今回の旅の日程。
8月9日10日。
みんなで泊まる8月9日は弟の誕生日です。
宿泊の宿が決まったころ、弟から私たち姉妹に
『わたくしの44回目の誕生日ですが、プレゼントなどのお気遣いはお断りいたします。ご家族皆様のお顔が見られるだけで幸せでございます』という趣旨のLINEが届いた。
だからと言って、何もしないわけにはいくまい。
何がいいかな?ウクレレもっていって、歌でも歌うか。それくらいならいいかなぁ?何かしたいなぁと考えていた。
何も考えが固まらないまま、出発の日が迫ってきたそんなある日、初めて今回泊まるお宿をネット検索。すると、『バースデーケーキ承ります』と書いてあるではないか。
そうだ、そうだ、これを頼もう。
さっそく妹に連絡し、快諾だったため、宿に電話をした。

9日の食事の時間を、遅い時間(6時か7時半を選べる)にしてもらって、食事の場所ではなく、違う場所で、12人が集まれるくらいのところに用意してもらって、出してほしいということ。
宿の支払いが、弟になっているので、ケーキの支払いだけは別にしてほしいことを伝えた。
宿泊予約をしている本人が誕生日だから、知られないようにしたいということも。

お宿のスタッフは丁寧に話を聞いてくれて、サプライズができるぞと思っていた。
昔々、まだ、娘が生まれていないころ、8月9日あたりにハワイに旅行したことがあった。あの時も家族でいって、サプライズではないけれど、ケーキを買ってみんなで食べたんだったなぁと思い出す。あの時は、ジェンガも買ってみんなで遊んだんだったっけ?5人だったけど、今回は12人。人間増えました。

そして、旅行当日、弟の誕生日当日。弟家族が白浜に到着して海で遊び始めたころ、弟の嫁さんが「夕食の時間をどうしましょうか?早い時間と遅い時間があるらしいんです」と声をかけてくれた。
(おや?遅い時間にしてもらっているはずなのに…それを、私に確認するということは、私が宿にお願いしていることが伝わっていないのか?)と不安が頭をかすめる。
「お風呂入ってから、ご飯食べたいし、遅い時間でいいんじゃない?」と演技してみる。「そうですね。じゃぁ変更してきます」と
(え?変更?ということは、いったん、早い時間に受け付けられたということか?おかしな話やないか。もしや、ケーキの話通じてないんちゃうか?)不安がだんだん大きくなる。
この日、私は、まだ一度も宿のフロントに顔を出していなかった。
(最初に顔を出して、念押ししておくべきだったか?)と思ったが、今更、どうしようもない。

その後、少々の不安材料が頭をかすめたまま、海水浴を楽しんで、3時ごろ雨が降って来て片づけて、宿に戻ったのが、5時。さて、ここからがサプライズ本番である。
私が初めてフロントに顔を出すと、「申し訳ありませんでした」という顔とそれらしい言葉で深々と頭を下げられた。
いうなれば、お通夜の席でご愁傷さまでしたというようなあんな感じで。
(ええ?どういうこと?)と思いながらも、「いえいえ~~」と会釈し、部屋に向かった。
考えれば考えるほど、まさか弟にこのサプライズ企画がばれてしまったということでの謝罪か?
それはないやろ?でも、なぜあんなに私に丁重に謝ることがある?夕食の時間のことか?それしか考えられないけど、なんか嫌な予感。
そう思い、部屋についてから、フロントに電話をしてみた。

夕食は7時半からなのだが、6時半頃に一旦お集まりくださいと、フロントから電話をかけてほしいということ。
私たちと妹家族が先に下に集まって、そこへ弟家族が降りてきてくれて、揃ったところにケーキをもってきてほしいということ。
どうやら、宿の人の先ほどの謝罪は、夕食の時間を弟家族に聞いてしまったということに対しての謝罪だったようだ。
よかった。よかった。
ここへきて、ばらされてはたまらん。
すべて、段取りが整った。
あとは、内風呂に入って、さっぱりするだけとなった。

その時、一本のLINEが入った。
「姉ちゃん、何号室?」
妹からだった。私は、「403」と答えて、そのあとに、6時半のサプライズの手筈を簡潔にまとめて送った。
送ってしまったのだ。

そのLINEは3人のグループラインだったと知ったのは、送信ボタンを押した瞬間。
瞬間に既読1になり、私は、あわてて、削除した。あわわわ~となりながら削除を探して削除した。
私にしては、かなりの素早さだったといえる。
以前、職場の避難訓練で、消防署に電話するのに緊張してなかなかかけられなかった時のドキドキと似ていた。

すばやく削除した。できた。が、送信先の文字は消えないらしい。
ひとつ勉強になった。
しかし、この時はまだ、削除できたと思っていた。いや、できてないかもしれないが、どうか、削除できといて(泣)と願った。
すばやく既読したのは、妹だろうとは思っていた。
妹よ、あなたの送ってよこした文字が、「みんなの部屋は何号室?」だったら、よかったのだが。
と、人のせいにしてみるが、後の祭り。

すぐに、「風呂に入ってきま~す」とあらたなメッセージを送った。
ドキドキしながら送った。
弟に、このメッセージが送られていませんように。
そして、風呂で妹と合流。
このいきさつを話すと、「削除されてるかな?私はよんだで」と。
「うん。既読は確認したけどな。向こうが読んでなかったらいいんやけど…」

お風呂から上がって、スマホを見ると、
「ケーキ?下に降りたらいいんですか?」と弟からLINEがきており、撃沈。
「あららら~削除できてなかったのね(泣)知らないふりして、フロントからの電話をお待ちください」と送りました(泣)

あ~~あ~~~~~~~~~
もう~~~~~~~~~~~~~~~~
なにやってんのん~~~~~~~~~~~~~~~

私が企画して、私がばらして、一人で何やってんのん~~~~~(泣)(泣)(泣)

というわけで、手筈通り、6時半に、私たちが集まり、フロントからの電話をもらった弟家族が最後に登場して、そして、何も知らないスタッフさんがケーキを運んできてくれました。

もう、ばらしたんちゃうの?と私に一番最初に疑われたスタッフさんが、一点の曇りもない素敵な笑顔で拍手をしてくださったのが、なんとも申し訳ない気持ちになりました。
(ごめんなさい。私がついさっきばらしちゃったんです…サプライズにはなってないんです)と心で謝罪。

弟は、驚く真似をしてくれて、ろうそくを吹き消してくれた。
そして、1ホールのケーキを12等分にしてくれた。
一番に母のもとへ分けられた。
誕生させた本人様、どうぞお召し上がりください。
母は、喜んで「私が産んだんや~」といって一番下の孫と同時に食べ始めた。

ところで、この6時半に集合が、結構ギリギリの状態であった。
3時に雨が降ってくれなければ、私たちはもう少し海にいたと思う。
3時に雨が降ってくれたので、この時間にみな間に合ったといえる。
雨が降ったのは、その時だけだったので、神様のお知らせだったといえる。
神様のサポートも頂いて、計画、段取り、時間配分もすべてうまくいった。
そう、ただの一点、計画した本人がミスを犯すというこということ以外は…。(泣)

弟よ。44歳の誕生日、おめでとう。ここに集まったみんなの心に残ってくれると嬉しいです。

泣くに泣けないサプライズでした。

つづく。

全員集合!白浜の旅 ⑦ ~海と遊ぶ~


全員集合して、海水浴&砂遊び&貝殻拾いを楽しんでいましたが、3時ごろ、雨が降り出してきました。
その雨を合図に、テントを片づけて引き上げることにしました。
今思えば、神様からの合図です。
もっと海で遊んでいたかったのですが、片づけを始めました。

大勢いると、海に来ても遊び方がいろいろで面白いなぁと思いました。
うちの娘はもっぱら、海の中にいることが多く、ボディーボードをもっていったり、小さなボールでキャッチボールしたりシュノーケリングを楽しんだり、私も、海の中が好きで、プカプカ浮かぶか、潜るか。でも、今回はシュノーケルが破損しており、浮かぶ専門でした。
そのあとは、テントの下で読書&昼寝がコースです。
弟のお嫁さんは、貝殻拾いが大好きらしく、波にもまれて転がりながらも拾うのが最高だとか。弟と甥は砂遊び。そこへ娘も参加してわいわいやっておりました。娘も遊び相手がいると楽しそうに砂で土手を作って喜んでいました。

海でちゃぷちゃぷしているとき、妹の上の子が「明日も海がいいなぁ」といいました。
私も、明日も海がいいのです。
しかし、アドベンチャーワールドに行こうということになっていました。
妹家族と弟が行きたいと言い出していました。
でも、妹の上の子が海に寝返ってくれれば、海派が多くなるではないか。
そうだそうだ、海にしよう!といって、
私は姪と海に行こう大作戦を決行することにしました。

『あのな、ままに、「明日も海がいい~まやちゃんも海がいい~というてたよ」って、こっそりいうてみて』
「うん。わかった!」
姪とこんな話ができるようになったんだなぁと嬉しくなりました。
記憶にあるかたもいらっしゃるかと思いますが、昔々、姪が3歳くらいの時、私は車で帰っていく道。姪は祖父母と母に手を引かれ階段を上っていくという場面がありました。長い階段の上まで登った後、くるっと私の方に振り返った、あの子です。

大きくなった姪と明日も海だ大作戦の計画を練って、そして、雨が降りました。
片づけの時間。

歩いてすぐのところのホテルでしたので、そのまま水着で向かうと、水着そのまま入れる露天風呂があり、ダイブ。
そのあと、内風呂に入ることにしていました。
姪は、うまく、妹に話をつけてくれるかな?

さて、そして、ここからあるサプライズを計画していました。

食事までの時間に。

そのお話は、また次回。

つづく。