Daily Archives: 08/26/2015

全員集合!白浜の旅 ⑤ ~元気な74歳と全員集合~


さてさて、8月9日。
皆が白浜に集合する日がやってきました。
私たちは、早々にキャンプ場を後にして、白良浜へと向かいました。
朝早く向かったので、砂浜にテントを張ることができました。
蚊帳の代わりに日よけのターフを取り付けて、準備万端です。
そして、弟妹に「宿の目の前の海岸のオレンジの四角いテントだからね」と連絡をし、私たちはまた海へ。

母は浮き輪。娘はボディボードとライフジャケット着用。私は、娘が2歳のころに使っていたライフジャケットをいつも使っています。
もちろん、ジャケットの前は止められませんが、浮き輪と違い、腕を浮き輪にまわさなくてもいいので、腕が楽です。おすすめです。
三人三様の姿で海へ。
海でぷかぷかしていると、私たちの頭の上を飛行機が一機飛んでいきました。
「あれかな?あれに乗ってるかも」
妹家族は、朝の飛行機で白浜に来ることになっていました。
飛行機のほうに向かって「お~~~い」と手を振ります。見えてるわけないけど。

前日は白良浜の北の端で遊んでいましたが、今日は宿の目の前の南の端です。この場所には、岩が海にせり出すようになっており、その部分だけ、波打つ様子が変わっています。
母は、岩があるほうへ、どんどん、どんどん進んでいきます。
嫌な予感。
以前、ハワイの海で母が岩の近くへ行き、波が高いのに岩の上に上がることをあきらめず、飲み込まれそうになったことがあるのです。
岩の近くは波が高くなるので要注意。
しかし、その記憶がもうないのか、母はどんどん岩のほうへ。
発端は、娘が、「あそこまでいってみたい」と言い出したのですが、岩の周りは波が高いのでいけへんなぁという感じだったのです。
もちろん、その波が面白くて、若い子たちはキャーキャー言っているのですが、74歳のおばあさんはそんなところに向かわないだろうと思っていたのです。
ところが、どんどん、どんどん、進んでいきます。
マジか?

「おーい」叫んで呼び戻そうとしますが、海の中では、声は届きません。
ハワイの悪夢がよぎります。
波の合間に、74歳の浮き輪姿がチラチラ見え隠れします。

しばらくして、こちらに戻ってきた母。
「タッチしてきたで!」鼻息荒く報告。
岩にタッチしたらしい。
「危ないやんか。前、波にのまれそうになったことあったやろ?」というと、
「波が来ない時を狙っていってん」
「…」
元気な74歳です。

一仕事終えた、私たちは海岸のテントに戻りました。
しばらくすると、
「こんにちは~~」と、妹の旦那さんが姪とともに到着。
あたりを見渡すと、妹と甥っ子が。
ここで、衝撃の一言を発した母。
「だれやったかな?」と、妹の旦那さんがわからなかったのです。
あららら。マジ?
断っておきますが、妹の旦那さんの風貌が変わったわけではありません。
ボケの進行がここまでとは…。
その後、妹が姿を見せたので、妹の旦那さんだと思い出しましたが。

妹の旦那さんに「すぐにわかった?この場所」と聞くと、「目立ってました」と。
周りを見ると、オレンジ色の四角いテントはうちだけでした。
この色は娘が選んだので、「のんちゃんが決めてん」とちょっと誇らしげな娘でした。

妹たちは朝8時の飛行機で白浜へ。
旦那さんが航空会社勤務なので、予約の取れない席でのフライトでやってくるため、飛行機に乗れるか乗れないか、その日のその時間にならないとわからない。
一般のお客さんが予約をすればそちらが優先で、空席があれば、格安で搭乗できるというので来ることになっていました。
飛行機が取れなかったら、新幹線で来ることになっており、そうすれば、午後の到着。
この時間(11時過ぎ)に到着してくれたことが、本当にうれしかったです。
妹の下の子、年少の甥は、すぐに中一の娘をさがしました。
「のんちゃん…のんちゃん…」口元が、そうつぶやいているのがわかりました。
娘は、甥の目の前にいたのですが、甥は気づきません。
「のんちゃん、ここよ」と私が指さすと、見上げて娘と目があい、すぐに目をそらし恥ずかしそうにうつむきました。
娘のことを、覚えていてくれたのですね。今年の1月にあって以来でしたのに。

母は、妹の旦那さん以外は、覚えていました。名前は混乱しますが。
そして、また、みんなで海へ。
なんと、妹家族、海初体験だったのです。
プールは習いに行っているようで、水には慣れていました。
海水を嫌がるかと思われましたが、全然平気。
というか、怖いもの知らず。
年少甥は、中一娘のボディーボードに立ち上がりママめがけてダイブ!
みんなで大笑い。

そして、いよいよ、お昼頃、弟家族が到着しました。
弟のところの子どもたちは、海というより砂浜で遊ぶのが目的で、砂遊びの道具持参でやってきました。
また、こちらも海初体験だったようです。

海ってそんなにいかないものですか?そうか、うちは、娘がアトピーだったから、海に行くようになったんでした。
私は、もともと海派ですけどね。
弟のところも妹のところも、少し皮膚トラブルはあるものの、娘ほどではないので、海水の力を借りるほどでもないので、いかないのか。
娘は1歳のころから海の水につけました。
そうそう、この子も海の初体験は白良浜だった。
天気の悪い日だったので、ちゃぽんとつけて上がったのでした。
娘は、怖がっていたと思います。

母がいたから、増えた人間が、みんな白浜に無事到着。
お天気も良好。
みんなが海に浮かんでちゃぷちゃぷ。

娘は恥ずかしいのか、父親と二人で海の中で小さなボールでキャッチボール。
なんでやねん。せっかく久しぶりに会えたんだから、一緒に遊びなさいよ。

元気な74歳は岩にタッチで力を使い果たしたのか、オレンジ色のテントの下で私たちを眺めておりました。

つづく。