Daily Archives: 11/09/2015

ありがとう。ビューティフルライフ


先日、娘のお気に入りの焼肉店に行きました。
娘が行きたいと言い出し、その数日後に行ったのです。
いつも頼むものは決まっており、いつもと同じくおいしくいただいたのですが、娘のテンションは上がらず、眠たいのか何なのか。
 帰宅してから、なぜ、あのような態度だったのかと問いただすと、「のんちゃんのこと指をさしてみてはった人がいた」といいます。
最近娘は、温泉に行くのも、じろじろ見られるから嫌だと言い出しており、それは、見た目はいかにも男の子なのに、女風呂に入っていくと「え?おとこのこちゃうの?」という視線を受けているので、少し自意識過剰になっているのですが。
「そうか、指をさして見られるといややなぁ」といったん、娘の言うことに納得したのですが、次の日、ふと、このことを思い出し、考えてみると、温泉でもないのに、指をさして見られるというのは男の子みたいなのに女の子ということで見られているわけではないということに気がつき、娘は、相手がどんな気持ちでこっちを見ていると想像して嫌な気持ちになっているのだろうか?と考えました。
なにか、自分が非難されていると思っているのか。
もしかして、「あの子、ちょ~かわいい!」と思っているかもしれないのに。
もし、「あの子男の子かな?女の子かな?」とうわさされていたとしても、「かわいいと思われてる~」と勝手に自分でウキウキしてもいいじゃないか。
そんなことを、娘とお風呂に入っているときに話をしてみました。
娘は、とにかく何か話をしているのが嫌な気持ちがすると言い出し、グズグズモードに突入しました。
そんなちょっとしたことでテンションが下がるお年頃ですが、そんなことぐらいでくよくよ考えても仕方がないと諭しました。
すると、急に
「数学が嫌やねん」と泣き出しました。
実はここからが本題。
私は(数学?今数学の話してたか?)と?がたくさん飛び交い、「数学?わからへんの?」と聞いてみましたが、聞いてすぐ、「公文でもっと難しいのしてるから、わからへんことないよな?」と自分に確認。
そして、一問一答のような形で、娘が何に対して嫌なのか階段を一歩ずつ上るがごとく聞いていくと、なんと、同じクラスの男の子が自分の席に娘が座っているという状態を、なにやらグダグダというらしいのです。
数学の時間、机はそのままで、人間だけが席をかわるらしく、女の子は、女の子列で席をかわり、男の子のそれもそのようなのですが、娘だけ、男の子の列になってしまっていて、男の子の机に女の子が座るのはクラスで娘だけらしいのです。
で、その席の主が、娘が小学校一年生の時から同じクラスになりつづけている男の子で、その子がなにやらグダグダいうているそうで。
私は、「はは~~~ん その子、のんちゃんのこと好きなんやわ」といいますが、娘は嫌で嫌でしょうがないらしい。
ここまで聞き出すのに、ずいぶん時間がかかりました。
それに、この話をしていなかったはずなのに、嫌な気持ちになっていた焼肉店での昨日の出来事を、私が湯船につかって話さなければ、娘はこのことを言い出していたのだろうか?嫌な気持ちを抱えたままきっと、次の日を迎えていたのだろうと思いました。
子どもと会話をする時間って、ほんと大事だなぁと思いました。
最近は、2学期中間のテレビに支配された事件があってから、食事の時間もテレビをつけないことにしており、つけないことにすれば、娘との会話も弾み、今までどうして、テレビをつけていたのだろうと思います。
毎日部活、そして塾。宿題。食事をしてお風呂。もう、眠たいから寝ようという毎日の中で、娘と会話する時間を大事にしていきたいなぁと思う出来事でした。
それにしても、昨日の今日だったから、娘が自分の嫌だった気持ちを告白できて、本当によかったと思い、昨日娘に焼肉屋で指さしたおばちゃんに感謝の気持ちでいっぱいになりました。そして、そのことについてもう一度翌日に話をした私のことも褒めてあげたい気分でした。

数学の時間が嫌だという、大人にとっては、男の子が気になる女の子にいたずらをするという図にしか見えませんが、当人にとっては大問題。でも、そのことが嫌だと思い詰めてもらってもどうしようもありません。私がその子に話をしたり、先生にこのことを話したりすることは何の解決にもなりません。陰湿ないじめを受けている場合も同様だろうなと少しゾッとしました。

とここで、私の頭の中に浮かんだのは、映画「ビューティフルライフ」。主人公のお父さんの心境になり、娘にゲーム感覚で、その嫌な時間を乗り越えてもらうことにしました。
「のんちゃん。その子がのんちゃんのことを見る可能性のある、数学の時間の始まりと、終わりにその子が席に着いてからのんちゃんが着席して、その子が席を離れるときは、のんちゃんもすでに立ち上がって、のんちゃんが座っている状態を見られないようにしたら、1ポイントはいることにしよ。それで、最初に見られなかったら1ポイントゲット。終わりの時間にも見られなかったらもう1ポイント、で、合計2ポイント。一日に2ポイントゲットしたら、その日、家に帰ってすぐにテレビをつけていいことにするわ」というと、
「ほんま?やったー!!」と機嫌が治り、「でも、〇〇くんを、いいようにつかっているかんじになってしまう…」と気にしはじめ、「そんなんきにすることちゃうやん。相手に何も迷惑かけてへんやろ?」といって、このゲームがスタートすることとなりました。
「めでたく10ポイントたまった日には豪華景品プレゼントやで!」というと、大喜び。
次の日、私が仕事から帰宅して、娘にどうだったか聞くと
「2ポイントゲットやで!だから、帰ってすぐにテレビつけた」と笑顔の娘に出会えました。

ありがとう。ビューティフルライフ。
人生楽しんでいきましょう。

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