Daily Archives: 02/13/2016

「絵本ダイアリー」


年末、片づけをしていると、「絵本ダイアリー」という本が出てきた。
あ~~懐かしい。
娘が3歳のころ、この本を買ったのだ。
ハードカバーの本のサイズで、1ページに二日分、見開きで四日分の日記が書けるようになっている。普通の日記と違うのは、一日に3冊どんな本を読んだかをかける欄がついているところ。だから、絵本ダイアリーなのだ。
その本、トータルで一か月も書かずに終わっている。だが、また何年か後に思い出して書き、また何年後かに…をくりかしてきて、半分も埋められずに終わっていた。最後に記入したのは、2013年2月16日娘の10歳の誕生日。この時は絵本を読んだわけではなく、普通の日記としてその日の出来事を記録している。
(もう、娘に絵本を読んでやって、この日記に記録することはないんだろうな)と片付けの最中に手に取り、パラパラと自分が記した記録を見ていた。

私は、あまり娘に絵本を読んであげたという記憶がなかった。が、ここに書いてある内容を見ると、まったく絵本を読んでなかったわけでもなかったんだなと思った。そして、「今日も又、『たんじょうびのおくりもの』を読んでと、いわれて、読んだ」と書いてある。しかし、私は、繰り返し読んだはずのその本のタイトルを見ても、内容が思い出せなかった。繰り返し読んだはずなのに。
2階にあるいつも目にしない本棚を覗いてみた。
東北に、絵本を送ったことがあるので、もしかして『たんじょうびのおくりもの』も送ってしまってないかもしれない。
そう思ったが、それはあった。表紙を見て内容を思い出した。
そうだ、この本、何度も読んだ。

こんなことがあったある日、とある店で、絵本を見つけた。去年初めて知った本で、とっても面白いと思った絵本だ。
(この本、のんちゃん知らないだろうなぁ。読んであげたいなぁ。でも今更絵本を読んであげるといって、絵本を読んでもらいたいと思うだろうか)その本の前で、しばらく自問自答をつづけた。
(自問自答を続けるくらいなら、買って帰って、娘に絵本を読んであげたいんだけど聞いてくれる?と言ってみればいいではないか)
そう思い、購入して帰宅した。

「のんちゃん。まま、絵本買ってきてんけど、読んであげたいねんけど、聞いてくれる?」というと、「うん!」となかなかよいトーンの返事をしてくれた。
その夜、何年かぶりに絵本を読んだ。
私たちはベッドに入って娘は寝転んだ状態で、私は腰を掛けた状態で読んだ。
娘は意外なところに引っかかって、笑った。
その反応に驚き、私が、面白いと思った場面では、反応しなかった。
そして、お話が終わった瞬間、意外な感想を漏らした。
面白かった。
娘は、私とは全く違う感じ方をしている。
私の感じ方は、幼児のそれと同化しているのかもしれない。
中学一年生の感想は、幼児とは違うのだ。
私の人生の中で、3歳から5歳の間の子どもたちに数え切れないほどの絵本を読んできたが、中学一年生の子にそれをするのは生れてはじめてだったのだ。

次の日の夜、娘はこういった。
「まま、今日も絵本よんで」

私は、今、絵本ダイヤリーに記録を綴り始めている。
もう、二度とここに絵本のタイトルを書くことはないであろうと思っていたのに、あの日から、私の疲れが限界の日以外は、絵本を読む生活を続けている。
娘の反応は、予想外のことが多く、精神年齢が垣間見えるように感じる。
幼児でもなく、そして、大人でもない。
そんなところに娘は生きているんだなと理解できる。

絵本ダイアリーを、手に入れていてよかった。
アトピー生活で絵本を読んであげた記憶がなかったが、そんなこともなく、そして、今、自分の感想を言えるような年齢になって絵本を読んでいると今の娘の状態がよくわかるような気がする。

絵本ダイアリーを作ってくれた方に感謝申し上げる。

さあ今日は、どんな絵本を読もうか。
もうすぐ、娘13歳の誕生日。

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