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正解でした


麻酔を点滴して、眠ってしまったばあちゃん。
ばあちゃんに「茶碗蒸し」と「十九の春」が確認できないではないか。
食べ物を受け付けなくなり、体は壊死が始まり、想像を絶する痛みを伴うらしいので、苦渋の決断でばあちゃんに眠ってもらった。
もう20日も食事をとらず、点滴は麻酔を入れるのみで、栄養になるものはいれていないというのに、ばあちゃんの心臓は動き続けているという。ばあちゃんは一体、何を待っているのだろう。どうして、まだ心臓は止まらないのだろう。もう、体は腐ってきているのに。何に合わせて旅立つ日を決めるのか。この世に麻酔というものがあってよかった。なければ、のたうち回っていることだろう。麻酔というものを作ってくれた神様に感謝したい。

昨日、ばあちゃんのそばにいてくれている、従妹とLINEがつながった。
私が叔父家族あてに送った手紙を読んでくれて連絡をくれたのだ。
できれば、ばあちゃんに疑問の答えを確認してほしいとお願いした。
その手紙を読んで従妹は「茶碗蒸しだと思う」といった。
ばあちゃんは茶碗蒸しが大好きで、いつもその孫の分まで一緒に食べようと作ってくれたらしい。
ばあちゃん宅の食事の支度は叔母さんがすべてしていたので、きっと茶碗蒸しだけは自分が食べたいときに自分で作っていたのだろうと想像した。
(そうか…。茶碗蒸し正解だったか…。)
でも、ちゃんと本人に確認できたらよかったのに、ばあちゃんが「そうそう。茶碗蒸し。あれおいしかったぁ」と料理名を思い出して安堵する表情をみたかった。

歌は、どうだろう?
従妹も、「十九の春」は知らなかったようで、でもばあちゃんに耳元で聴かせてみると言ってくれた。
「あ~~これこれ!」といって目覚めたら面白いなと言い合った。

そして次の日の夜、従妹が「茶碗蒸し」のことと「十九の春」をばあちゃんに耳元で聴かせてくれた。
その翌日、ばあちゃんは旅立った。

(正解やったんやな)

あれは、なんだっただろうと思い続けることが、心残りとなり、ばあちゃんの心臓を動かし続けたととるのは飛躍しすぎだと思っていても、そのタイミングで心臓が止まるのは、返事をしたと受け取れなくもない。

ばあちゃんが旅立ったこの日、私のボーカルレッスンの日。次にうたいたい歌を先生に言った。
「十九の春」と。

らっきょう


「らっきょう」は「らっきょ」ではない。

朝、おかゆにらっきょうを五つのせて、ぼりぼりと音を立てて食んでいた。
一食に5つずつらっきょうを食べるといいらしいといつかどこかで聞いたのだ。

娘がおなかに入っているときによく食べていたような気がする。

すると、向かいに座った娘が、
「らっきょ?」と聞いてきた。
「これらっきょう。らっきょじゃなくてらっきょうやで」
「何の何なん?」
面白い聴き方をしてくる。
「何かの子どもと思ってるん?ちゃうで、これがそのままの野菜やねん。何かの野菜の子どもじゃないねんで」
「どうやってできるん?」

こんな感じで、いろいろ質問攻めにあったのだが、こんなこと初めてに等しいのだ。
何かに興味をもって、それについて娘が私に聞いてきた記憶はあまりない。

しまいには、「グーグルで調べたら、上の方に画像が出てくるやん」といって、人差し指をさっさと動かして画像を見せてくれた。
こんなところをタップしたら画像が出てくるなんて知らなかったよ。

らっきょうがらっきょからっきょうかわからないような、玉ねぎなのかなんなのか?何の仲間なのかあいまいなおかげで娘の成長を感じた今朝の出来事でした。