Daily Archives: 05/12/2016

顔色はみえるんです


私の目は、42歳頃からいわゆる老眼というものになってきました。
緑内障か何かの疑いとも言われたような気もするけれど。
ここ最近は、老眼に慣れてきました。
自分がもっているお茶碗のごはん粒にピントが合わなくても、さほど気にならなくなりました。
いろんなところで目にする文字が、やけに小さすぎるやんと思いますが。

先日、私が仕事から帰宅すると、一足先に娘が帰宅し机に向かっていました。
「のんちゃん。ただいま~~」といって娘の顔をみて、
「今日は、早かったんやなぁ」というと、
「雨やから、筋トレで早く終わってん」という娘の顔が、いつもと違いました。
「あれ?のんちゃんどうしたん?なんか、あった?」

前日の日曜日、久しぶりに幼馴染の友達と夜遅くまで遊んでいたので、今から行く塾の宿題をしていなくて、塾休みたい~とか、そういうことなんかな?と思いながら、
「おいでおいで、何や?聞いてあげよう」とソファに座って娘に向かって手を広げました。
すると私のそばに来て、
「なにから、どういったらいいのかなぁ…」そういって、私の膝に顔をうずめました。

(あれあれ?宿題してないっていう次元の話じゃなさそうだ…)

どうやら娘は学校で、友達から別の友達に袋に入った本を渡しておいてほしいといわれ、受け取ったが、それを置き忘れ、置き忘れたことも忘れ、結局部活の顧問の先生の手元にその本が渡り、その本が学校に持ってきてはいけない漫画の本だったらしく、先生にばれ、娘は先生に呼び出され、「先生がイライラしてるのはな、近本さんが自分から先生のところに今回のことを話に来ないことだ」とかなんとか言われたらしく、そのくだりで、涙がドバっと。
私は、先生のイラッとポイントおかしいんちゃう?と気になり。
「のんちゃんは別に悪いことしようと思ったわけじゃないのはわかるけど、友達から受け取ったものをいい加減に扱ってしまったんが悪いやん。のんちゃんのこと信用して預けてくれはったのになぁ。漫画であっても辞書であっても、そんなことは関係ないやろ?友達からお願いされたことを引き受けたんやったらちゃんと果たさな。それを無責任というねんで」
娘は本を受け取って、昇降口の床に置いたという。
「なんで、人から預かったものを床に置くのよ。それが悪いわ。教科書もずっとなおしなさいと言っているのに床に置いてるもんなぁ。自分のものを床に置く癖があるから、人のものも置いたんやわ。ちゃんと物の始末をしなさいということちゃうか」と
最後は少々説教が入り。

「ちゃんと謝らなあかんなぁ。誰に謝らなあかんと思う?」と聞くと、本の持ち主という答え。
娘に、本を託した友達に謝らなあかんということは娘は感じないらしい。
なんでやねん。
また、ここで説明開始。

娘は本の持ち主と託した友達に謝ることを理解して電話をかけました。

すると、二人とも大人な返事。
娘が逆の立場なら、どう返事するだろう。
そもそも、娘なら、学校で禁止されていることをすることをしないでしょうが。
「のんちゃんだけが、そんなに悪いことをしたと思う必要はないよ、誰が悪いとか、みんな悪いとかじゃないけど、気にしないで」と本の持ち主はいい、「私の方こそごめんなぁ」と託した子は言ってくれたらしい。

娘は、その返事を聞いて、顔がパッと明るくなった。

娘の謝罪の言葉も、ちゃんと文章になっており、なかなかしっかり言えたようだ。

ここ最近、急に白髪も増えてきて、目だけではなく体のあちこちに老化現象が見られるが、手元のご飯粒はみえなくとも、娘の顔色は今のところ確実に見える目でよかったと思う今日この頃である。

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