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粉ミルクとおっぱい


今日(6月27日)期末試験一日目。
今朝の娘は、国語の漢字ノートを仕上げていた。

なんでやね~~~ん

提出物など、それも漢字なんて、テスト範囲が出る前にわかっているはずだ。
今習っているところの漢字を書くのだから、習っていないところのを提出するはずがないのだから。

なんで今、それやねん。
今まで覚えたところを、見直しするのが試験当日の望ましい姿ではないのか?

私がそういうと、娘は、反論せず、ごもっともと思っている様子だった。

今日は仕事が入っており、娘が塾に行く5時に弁当を作れない。
他の人はどうしてはんの?どんな弁当なん?
と聞くと、ほとんどが近くのコンビニでパンを買っているらしい。

コンビニのパンを食べさせてこなかった私にとっては抵抗がある。
でも、今日は仕方がないか…。
朝から作った弁当を冷蔵庫に入れておいて、持っていくのは?と考えたが、美味しくなさそうだ。

今日は、コンビニで買うか?というと、
ちょっとうれしそうな感じで、「うん」と答えることに苛立つ。出ないおっぱいにミルクを足して飲ませるとごくごく飲み、もっとくれと催促されたときの粉ミルクに対する敗北感に似ている。

なにか、いい方法はないものか…。

そうや!晩御飯の時間までにお弁当があればいいんやから、仕事終わってから作って届けるわ!というと、それいいな!といい返事が返ってきて、粉ミルクではなく私のおっぱいがいいからもっとおっぱい出してよ!と言われた気がした。

こうなったら、美味しいおっぱい、いやいや、おいしい弁当を作って届けるぞ!

いつもなら仕事から帰ってきたら、ドッと疲れて何もしたくないのだが、座っている暇はないのだ。

買い物をして6時帰宅。
一時間で、弁当完成。
一時間もかかったんかと思いながら、間に合った間に合ったと車を走らせる。
塾につくと、ちょうど先生と出くわし、お弁当を預けた。

帰宅して、すぐ、明日のお弁当を仕込むことにした。
そのつもりで、買い物をしていたのだ。
マヨネーズで味付けしたマッシュポテト団子をフランスパンの生地で包み、チーズをかけて焼く、じゃがいもパン。
三日前に習ったばかりのこのパン、娘のお気に入りなのだ。

このパンなら、朝に用意して置ける。明日も一日仕事なのだ。
そして、また、座る間もなく、パン作り。
テンションが上がっているときは、なんでもできるのだ。
2時間半かけて、パンが焼きあがる。
10時半に娘が帰宅し、焼きたてのパンを見つけ、「わぁ食べていい!!」とカバンを置くよりも早くかぶりつく。

テンションが上がったままの私は、キッチンの片付けも済ませた。
いつもなら、洗い物てんこ盛りで寝るのに。

毎日、こんなに動けたら、今の人生の2倍、楽しめるだろう。
そう思った次の日は、12時間爆睡したのでした。

たまには粉ミルクに助けてもらうとしましょう。

いつの間にかひび割れたバケツ


図書館に通い始めた。
娘に読んでやる絵本が家の中にもう見当たらないからだ。
震災の時、うちにあった絵本のほとんどを東北に送った。
それでも、少しうちの残っていた絵本を今まで読んでいた。
今後は図書館の絵本を読んでいくことにしようと、せっせと通っている次第。

土曜日の昼。
図書館は閑散としていた。
土曜日ってすいてるんだなぁと思いながら、気象のことがわからないから困っている娘に、わかりやすい本はないかと端末で調べ始める。
すると、隣の端末に小さい子がわらわらと集まってきた。
手が届かない小さい子が、触りたがっているが、お姉さんと思われる子が、あかんとたしなめている。
その声が、大きい。
「さわったらあかん」
友達と思われるもう一人も、なにやら話しているが声が大きい。
ここは図書館だ。
親はどこにいる。

カウンターの中にいる司書さんは、蚊の鳴くような声で注意する。
「しずかに…」
その声は、もう少し大きくてよくないか?
女の子たちの声は、大きく、なかなか静かにしない。

喝を入れるべきか?と一瞬頭をよぎった。
私は、公共の場でマナーを守らない子どもに対して、ものすごく腹が立つ。
子どもというより、親に腹を立てているのだと思う。
閑散とした図書館の中で、わが子の声が響いていることを親はわかっているはずだ。
どうやら、絵本のコーナーで、ママ友と話をしている風だ。
温泉などに行っても、髪の毛をまとめずに湯船につかっている子や、プールと勘違いして水しぶきをあげたりする子に、今まで何度も喝を入れてきた。
そんな私が、

「どおしたん?」
女の子たちに、話しかけた。
「どおしたん?なにかこまってるん?」
自分でも驚いた。
今までだったら、「図書館で騒いだらあかんやろ?静かにしなさい」と怒りあふれて厳しく言い放っていた。
どおしたん?といった自分に驚きながら、次々と言葉が出てきた。
「どおしたん?何がしたいの?これを触りたいの?」
「〇〇ちゃんがさわりたいいうてんねん」
「そうなん?でも、これ、大人の人しかさわれへんしなぁ、お母さんにしてもらい」
そんなことを何度か繰り返して話していたら、母親らしき人が通りかかり、何か子どもたちに声をかけたが、通りすがりに声をかけた程度で、大きな声を出していたことに何の注意もなかった。
今の母親?と首をかしげるほどだ。

子どもたちは、私が話しかけたことで興奮が収まったような感じで、静かになった。
この役目、司書さんがしたらいいのとちゃうん?とおもいながら、子どもたちもおさまったし、私の探している本がある場所もわかったので、お目当ての本があるであろう棚へと移動した。
移動してしばらくすると、今度は子どもたちが走り回り始めた。
今後は走るんか…
ほんまに親は、何をしてるんやろ?
少々イライラしながら、今度こそ、喝を入れるか?と思っていたら、
「はしったらあかんねんで!」と今まで一緒に走っていた子が友達に言った。
友達をたしなめる格好だ。
私は、すかさず、
「へえ~~走ったらあかんって知ってたん?すごいねぇ」というと
「お母さんがいつも言うてる」
「そうなんや。えらいなぁ」と口から出た。
そういいながら、また走ろうとするこの背中へ、
「はしらへんねんなぁ。すごいなぁ」といってやった。
それから、その子たちは、私の前では走らなくなった。
母親は、走ったらだめだということは、教えているらしい。
でも、子どもは走る。

わが子やったらどうしてるやろ?
図書館を後にしながら考えた。
わが子は、走るような性格じゃないからなぁと思ったが、走る子やったらどうしてたやろ?と考えた。
走るとか騒ぐとか、もし、その場にそぐわない行動をとった時にすぐに対処するだろう。
騒ぎそうになったら、あかんっていうてるやろ?と。
走りそうになったら、二歩ぐらいでサッと止めるとか、マナー違反をしている状況を長い時間つくったりしない。
それをしても何度でも走ってしまったり騒ごうとするなら、図書館にはまだいけないということなので、連れて出る。
先ほどの、親は、それが私と違うのだと思った。

走ってはいけないことを教えてはいるが、走っている時間を長い間与えている。
騒いではいけないと言っているかはわからないが、大声で話している時間を与えてしまっている。

子どもたちに罪はなく、タイミングを逃さずに教えてやる大人が周りにいないのだ。
あの子たちにとって図書館は、思いっきり走れはしないが、気にしながら走り回っていい場所で、大きな声で話してもいい場所になっているのだろう。

それにしても、私の怒りのバケツに怒りの水が表面張力のように満タンになっていなかったということに驚き、どこで水が漏れたのか、バケツにひびが入っているのか。そのひびはいつ入ったのか…。

これから、マナー違反をしている子にあったら、
「どおしたん?何かこまってるん?」
と、聞くことにしようとおもう。

怒りのバケツのひび割れはそのままでいいような気がする。