Daily Archives: 07/28/2016

もう抱きしめなくても大丈夫


中学二年生の娘は、テニス部に所属している。
部活で、どんなことがあったとか、めったに話さない。
学校での様子も、何も話さない。私も聞かない。
何か、トラブルがあった時は、顔がかわるのですぐわかる。その時は、話してくれるので、私も聞く。

昨日は、大会の日で、団体戦に3年生が出るので、娘たちは応援に行った。
その帰り、偶然学校に帰ってくる、娘たちが乗ったバスを見かけたので、早い時間に終わったんだと知り、慌てて、帰宅後の軽食づくりに取り掛かったが、いっこうに帰宅せず、結局、いつもの時間に帰宅してきた。

「まま、すれちがったんやで。学校に帰ってから、また練習があったん?」と聞くと、
「お別れ会があってん」といい、
ああ、三年生は、今大会で終わりなんだと知った。
「そうやったんか。もう三年生おわりやねんな」といったら、娘は、うわ~~~~んと泣き出した。

娘はお別れが苦手だ。
小学一年の終わり、担任の先生が退職されるとしり、最後に先生に会いに行った。
娘は、わんわん泣いていた。
一年間、なかなか、教室に入れなかった娘を、時には抱きかかえて教室に入ってくれた先生だった。
先生は、わんわん泣く娘を抱きしめてくれた。
大変お世話になったのを、娘は感じているのだろうと思った。

中2になった今、うわ~~~んと泣き出した娘に、少々驚いたが、「そうかそうか、先輩にお世話になってたんやなぁ」というと、
「うん」と泣きながらうなづき、私は近づいて、抱きしめようとしたら、すっとよけられ、娘はそのまま風呂場へ直行した。
もう、親に抱きしめてもらいたい年頃ではないのだ。

汗も涙も悲しみも風呂場に流した娘は、すっきりとしてでてきた。
娘は何も言わず、私も何も聞かず。
こんな風に、自分の感情を処理するようになった中2の夏。

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