2016年8月
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2016年 白浜キャンプ ②


空は青空から、夕焼けになろうとしています。
さわやかな、空の下、うちのテントの周りだけは重い空気が立ち込めています。

「あのお姉ちゃんが、怒られた人やって、みんな周りの人思ってはるやろな」と娘に意地悪を言うと、
「そんなんおもってるの、ままの妄想やろ」と帰ってきました。
そらそうです。私が妄想してるんです。
「ままは、今回ばかりは、あきれたからな。いうてることとやってることが、まったく違うやんか。空気入れながら、ゲームしていいとはいたけど、ゲームがしにくいからって、空気入れるのをやめてゲームするなんて、考えられへん。ほんで、空気はもう入れなくていいっていうてたやろ?それでもちゃんと入れたいからって自分で入れるっていうてこれやからな。ほんま。呆れるわ」
娘は、それに対しては返す言葉もなかったようでした。

一方、もう一つの問題に目を向けると、ようやく、火が付きはじめているようでした。やれやれ・・・と思ったのもつかの間、火が熾りかけた炭を崩して、広げようとしています。

(なななんでやねん!)

「今せっかく火がついてるんやから、このまま空気が通るように炭を重ねていけば自然と全体に炭が熾るねんで」
そう話すのと私の手は同時に作業をはじめ、炭はやっと火の気流を味方につけて、次々につきはじめました。

(明日も、自分で火を熾そうとするんやろか?それだけは、なんとか阻止せねばなるまい・・・)

そうこうしているうちに、あたりはすっかり薄暗くなり、結局去年と同様、ライトアップをしてのバーベキューとなりました。

まさか今年も、暗い中で肉を焼くことになるとは・・・
去年の反省を踏まえたはずが、まったく、進歩がないバーベキューの始まりでした。

良い具合に肉が焼け、肉の上にキムチを乗せ、それを大口でほうばる肉キムチ女が感嘆の声をあげ、バーベキューの始まりの合図がなったかのようでした。
この肉キムチ女は波打ち際と肉を目の前にしたときに一番の笑顔を見せます。
なので、この日は、その両方を見ることができたので、ここ最近で最も笑顔がたくさん出た日と言えます。

バーべキューは、蚊帳付テントの中で行いました。屋根の中央からひもをたらし、そこへライトを取り付けてのバーベキュー。四方は地面まで蚊帳が垂れ下がっています。ファスナーの開閉で外へ出たり入ったりが、少々面倒ですが、虫が入ってくる心配がありません。
肉キムチ女が、肉キムチを堪能して、早々にもう、寝るといい、ファスナーを開け、外に出た瞬間、

「うわぁ!星ヤバい!」と叫びました。

空には、満天の星。
今まで、蚊帳のテントの中のライトの下の肉しか見ていなかったので、空を見上げていなかったのです。

【星がヤバい】そんな日本語成立するのかはさておき、肉キムチ女の心は星を見て感動したのだということで、よしとしました。
もし、早くに炭がついて、明るいうちにバーベキューが終わり、星が夜空を彩る前に、娘が就寝テントにもぐりこんでいたとしたなら、【星ヤバい】の感嘆の声が聴かれなかったかもしれないので、そのための時間稼ぎの炭熾しだったのだと思うことにいたします。

去年は、夜中、若者がいつまでも起きておりうるさくて眠りにくかったのですが、今年は夜風もあり、若者も周りにはおらず、快適な睡眠をとることができ、翌日また、元気に海へと繰り出したのでした。
結果的に、よしと結論付けた炭熾しですが、今日は絶対私が熾そうと決意したのでした。

つづく。

【一言メッセージ】
セサミストリート
ひらけごま
胡麻とうふ
恋のフーガ

2016年 白浜キャンプ ①


今年は、テントで二泊しようということで、8月7,8,9日の三日間、白浜に行ってきました。

去年は、私の兄弟家族みな勢ぞろいで白浜旅をしました。
今年も母を誘いましたが、断られました。
つかれるそうです。
ちょうど、と言っては何ですが、母は、八月に入ってから体調を崩していたので、テント2泊はどっちみち無理だったようです。

初日、8時に現地に到着したいということで、5時に家を出ることにしていました。
4時起床。
こういうことではサッと目が覚めます。
とりあえず、洗濯物をしてから行きたいので、朝4時から干す。
いつもはキッチンを朝に片づけるのですが、そんな時間がないので、夜のうちに。
冷蔵庫の中も三日留守にするとなると、整理します。
片づけながら、(毎日、『明日は朝から旅行に出かける一週間戻らない』と思いながら動けばいいねんなぁ)と思いながら、洗濯物のしわを伸ばしました。

朝4時に起きるのは、本当に気持ちいい。
ひんやりした空気。
もうすぐ色が生まれる空。
久しぶりに4時に起きたなぁと嬉しい気持ちで花やバジルやスイカに水をやりました。

白浜は相変わらず、白い砂で迎えてくれました。
日除けのテントを設置して、朝ごはんはコンビニに買いに行くのが娘の楽しみ。
私の楽しみは、数年前から、海辺の読書です。
以前、海外に行ったとき、プールサイドで外国人の皆さんが、分厚い本を読んでいるのをよく目にしました。
私は、その姿を見るたびに、(なぜ、ここまで来て、この人たちは本を読むのだろうか?)と思っていました。
日本人が、プールサイドで本を読む姿を見たことがなかったのです。
(お国柄なのか?どういうわけで、外国人は水辺で本を読むのだろう)
不思議で不思議でたまりませんでした。
それが、数年前、娘と娘の友達をプールに連れて行った際、二人で遊んでくれるだろうから、私は暇だなぁと思い、本でも持っていくかと、水辺での読書を初体験したのでした。
本を読むしかすることがないという環境。
木陰の涼しさを感じながら、集中して読書の時間。
(今まで、不思議でたまらなかったけど、やってみたら、なんと気持ちの良いこと。こんなところまできて、本を読むなんて信じられないと思っていた私、今までバカでした。やってみたら最高に気持ちいいではないか!)
私は、今まで目にしてきた読書を楽しむ外国の方に対する?を取り去り、今ならば、大いにあなた方の気持ちに共感できますといえます。
そのよく年から、毎回、水辺に本は必需品。

今年は、東野圭吾の「夢幻花」
というか、毎年東野圭吾の本を選んでいます。
今年もよかった。
いつも私はお風呂で本を読んでいますが、おふろでは毎回、一旦眠りに入るのです。なので、お話がずっと続いて進行せず、なかなか頭に入らない場合があります。特に、幼稚園の仕事を始めてからは、まったく読書が進まず、一ページも読まない間に眠ってしまうようになりました。
なので、何度も何度も同じ場面を読むときもあり、なかなか、物語が進行せず、登場人物たちも、(またそこかい!なんべんさすねん)と、突っ込みを入れられそうな感じです。

海辺で本を読みながら、体が、お日様の熱を受けて熱くなってくると、海にざぶーんと浸かり、娘と波に戯れ、そして、また、砂浜に上がって本を読むの繰り返しの時間は幸せの時間でした。
今まで、あまり本を読んでこなかった私ですが、この世には読み切れない本があると思うと最近ワクワクします。
日常で、あんなことやこんなことどんなに不愉快なことがあろうと、本を読めば別世界。
そのことがうれしいなんて、私は少し病んでいるのかも?と思う今日この頃。

ところで、今回はテント二泊。
去年は、炭を熾すのに時間がかかり、真っ暗闇でバーベキューをすることとなったので、今回は、早めに海を切り上げて、テントを設営、それから、温泉、買い物、バーベキューという段取りで動きました。

私は、この一年、炭を熾すスキルを着実に上げてこの日に挑みました。
どのようにしたら、スムーズに素早く炭を熾すことができるのか、友人が教えてくれた動画をみて、研究しておりました。
家の庭でバーベキューをする際も、毎回その方法を試し、炭を熾す技を習得しておりました。
着火剤やバーナーなどを使うのは邪道だと思っており、私の場合は、新聞紙とスチールウールと角形乾電池でつける技を習得したのです。

私に任せてくれればいいものを、男の人は、こういう場面では自分でやりたいのか、炭熾しに着手し始めました。
みれば、バーナーも出しています。
まあ良い。それで火をつけてはいけない理由はないのだよ。やりたければやりなさい。でも、最終的に火が熾らないことを去年のように炭のせいにするのはやめておくれ。
しかし、何度も何度もバーナーのシューッボーッという音を出しているにもかかわらず、一向に炭に火が付く様子が見られませんでした。
炭熾しようの鍋も持ってきており、その中に炭を入れ、コンロで火をつけるというものなのですが、今目の前にいる大人は、鍋に炭を入れ、上からバーナーであぶるという、それやったら、バーベキューコンロに炭をくべて上からバーナーであぶるのと一緒やん!と、突っ込みを入れたくなりますが、我慢我慢。やりたいようにやらせておけばいいのです。

(また今年も、真っ暗闇でバーベキューか)

私は、コンロでご飯を炊きはじめました。風がいろんな方向から吹くのでタオルで風除けをしながら、ずっとご飯炊きの番をしていました。

ふと、娘の様子が気になりテントの中を見に行くと、なんと、空気を入れる作業をせずに、ゲームをしているではないですか!
空気入れる間にゲームしていい?と聞いてきたけど、足で空気入れる間に、手でゲームじゃなかったんかい!

「何してんの!!なにが空気入れるやねん!!出てきなさい!!!」

防音効果も何もないキャンプスペースの一角で発した私の声は、思いのほか響き渡り、私はそれを感じながらも、「出てきなさい!!」を繰り返しました。
これだから、ゲームは嫌いなのです。麻薬です。判断を狂わせるのです。やめたくなくなるのです。
キャンプに来てゲームをするとは何事ですか!!それも、ごもっともな理由をつけてはじめるなぞ。本当に腹立たしい限りです。

バーナーは、相変わらず、シューッボーッと音を出し、娘は怒られ、白浜の空の下、不穏の空気が流れ始めたのでした。

つづく。