Daily Archives: 09/27/2016

腐ったものを食べる母


ようやく、病院に連れていくことができ、老人の健康診断も受け、薬を3週間分もらい採血もした。
3週間、薬を飲むのを忘れないようにチェックし、3週間後に病院に連れていけばいいと思っていた。
これで吐き気も止まるだろう。

仕事が休みだったので、病院に連れて行った次の日も実家に向かった。
前日、お赤飯を知り合いに頂いたといって、母は一口たべ、私も食べた。
美味しい赤飯だった。
半分残った赤飯を「これ、持って帰り!」と母はいうが、また明日たべたらいいやんと持って帰りたいのを我慢して帰った。

次の日の朝、「赤飯食べたか?」とメールで聞くと、「うん食べたで」と答えた。
「薬飲んだか?」というと、「のんだ」と言った。

そして、その日の夕方、実家に行って、「赤飯全部食べたんやな?」というと、
「赤飯?食べたと思ってたら、今見たら、ここにあってん」と言って、別の器に入れ替えられた赤飯がテーブルの上に置いてあった。
「え?食べたと言ってたのに、食べてなかったってことやん」
「そうやなぁ。食べてなかったんやな。さっきちょっと食べたで」
そういった。
私は、赤飯を箸で触った。
あれ?ちょっと…
口に入れたら、風味が悪くなっていた。
「くさってるやん」と私は、吐き出した。
「え?どれどれ?私わからん」

今まで、一か月、母は嘔吐を繰り返していたが、もしかして、嗅覚や味覚が鈍感になっており、腐ったものを食べ続けていたのではなかろうか?もちろん、物を捨てるということを極力しない人である。
腐っているかどうかわからず、食べてしまうということは、食事の管理もしなければいけないということか?
認知症の人は、まず嗅覚が鈍くなるときいたことがある。

これは、まずい。

母は、子どもを3人産んだが、誰の家にも行きたくないと言っている。ということは、一人暮らしを続けるということだ。
どうしたもんじゃろのう

いよいよなんとかせねばならない時期がやってきたようだ。
時々、実家に訪問して、冷蔵庫の中身をチェックしに来てくれる人とかいたらいいのにな・・・。
そんなことを、ぼんやりと考え始めていたのでした。

つづく。

2016年9月
« 8月   10月 »
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

旧アクセス数
2016/07/10現在
1010825

合計
1021585

Count per Day

  • 25602総閲覧数:
  • 6今日の閲覧数:
  • 13昨日の閲覧数: