Daily Archives: 01/01/2017

天国から、もっと天国


除夜の鐘が響き、年が明けました。

先日、ひょんなことから、娘がお年玉の金額を友達と話しているのを聞きました。
「うちは、六年生では6000円。中1は7000円だったから、今度は8000円もらえるねん」
その言葉を聞いて、え??そうだったっけ?と思いました。
そういわれれば、そうしていたような。
毎年、お年玉として現金をあげるのは私、父親は、お年玉として何か物を買ってあげていますが、うちはお小遣いをあげていないので、一年に一度のお年玉だけが娘の手元に現金が入るので、私はお年玉をあげていたのでした。
今年は私自身に現金が入ってこなかったので、今年はお年玉をあげられないなぁと思っていたのです。
毎年、そうおもって、お年玉をあげていたことを忘れていて、ただ、お金がないから今年はあげられないとだけ、思っていたのです。

「のんちゃん。さっき、お年玉の話してたけど、まま今度はあげられへんわ。去年はフルタイムで働いてたしあげられてん」というと、
「え~~あかん。ちょうだいちょうだい~~」と友達の前なのに、大きな声をはりあげて要求してきました。
何度もしつこく要求してきます。
挙句の果てに「1000円でもいいから!」と言い出し、「やっぱり、中2やから2000円!」
オークションか?と思うほど金額が瞬時に跳ね上がりました。
「わかった。2000円あげるわ」というと、娘は「やった!!」と喜んでいました。

このあたりの会話をすませて、ようやく、自分が今までどういう思いでお年玉をあげていたのかを思い出してきました。そうか・・・私、忘れてたなぁ・・・自分が、思いを込めてお年玉をあげていたことまで忘れるんやなぁ・・・これは、なんとかひねり出すしかないなぁと思っていました。
自分のためには、バレエやプールに通っているのに、年に一度のお年玉をあげられないということはないのだ。本来。
自分の習い事をお休みすればよいのか。と考え直し、8000円を用意することにしました。

こんなに楽しみにしているんだから、今年は、新年あけて早々に、お年玉をあげることにしよう。
そう思い、除夜の鐘と同時にエプロンのポケットにお年玉袋を忍ばせておきました。

娘は、いつも、ダウンタウンの番組が好きで、私に紅白を見せてくれなかったのに、今年は、自分が見たいのを録画して、紅白を見せてくれていました。そして、紅白が終わると、自分の好きな番組を見はじめ、いきなり笑い始めていました。

そして、年が明け、「あけましておめでとう」と同時にお年玉を渡しました。

すると、笑っていた娘が「え?え?2000円じゃない!」と中身を確認し、私の背中に抱きついてきました。
そんなに感謝してもらって、よかったと思っていると、なんと娘、号泣。
え?????泣いてるんか!!!???
号泣するほど、うれしかったのか。
「なんで?なんでくれたん?」と泣きながら聞いてくる。
お金がないといったので、本当にないと思っていたのだ。だから、ないものが、どうして目の前に現れたのだ?という感じだ。
「まま、プールお休みするわ」と言ったら、ちょっと申し訳なさそうな顔をした。
よかった。2000円にしないで。
一年間、「今年は2000円だった」と思われるところだった。
私の習い事を休んでも、友達とのランチを断っても、来年からはちゃんとお年玉をあげようと思っている。今現在。
だれか、一年後、私がこのことを忘れて、また
「お金がないからお年玉をあげられない」などといっていたら、あなた、自分のブログ読んでみなさいと声をかけていただきたい。

というわけで、みなさん、今年も、どうぞよろしくお願いたします。