Daily Archives: 02/03/2017

医者の仕事って?


娘の歯茎の腫れがひどかったので、アトピーでお世話になったことのある医院にいってみた。
私は気がすすまなかったが、父親の提案に娘ものった。

すると、ウイルス性ではなく鶏と小麦のアレルギーだと言われ、歯茎が腫れてることを伝えたが、歯茎を見ようともせず、鶏と小麦だと繰り返した。
父親が、「朝、シャワーをしたあとに、気分が悪くなった」と今朝の話をすると、医者は、メンタルの面で学校に行けない子だと判断し、
「お母さんにも言えない。お父さんにも言えない。この子は頑張っているんです。よく話を聞いてあげてください」と繰り返し説いた。
今朝の話を、毎日の話にすり替えてはんねんな…と思ったが、もしかすると、親に言えない悩みを抱えていないとも言い切れないなとおもい、「3人でよく話してみてください」というが、さあ、話しましょうと言ったところで話すはずもなく、これ以上、頑張れ頑張れと言わないように気をつけ、自分から話をしたくなるような雰囲気を醸し出すしか、手はないなあと医院からの帰り道、車のなかで考えていたら、隣で娘が泣いているではないか!

むすめよ。どうしたのだ?
「どうしたん?先生が優しくのんちゃんの気持ちいうてくれはったから、嬉しかったんか?」と私の口から出た。
娘が今回学校を休んでいるのは、熱が出て歯茎が腫れ、思うように食事がとれず体力が回復していないためで、その日の朝は、行こうと思って、シャワーを浴びたが、やはり、少し気分が悪くなったから、休むことになったと思っていたのだが、それでも、どうしても学校に行きたいならいくのかもしれなくて、それくらいで休む選択をするのは、行きたくない理由があるかもしれないとも思えてくる。
そんなことを考えていると隣で娘が泣いたのだ。

私が聞くと、娘はちがうと、頭を左右にふった。
娘が泣いたのは、ただ、しんどいだけやのに学校に行けない子のように話されたことに対して悲しいと言って泣いていた。

そうよね。
私もそう思ったわ。
「のんちゃん、そのとき、そうじゃないですっていうて、いいねんで」

歯茎の腫れも目視せず、娘の心を救うつもりが逆に悲しませる医者、そういう医者もいるんですね。

おかげさまで娘は翌日から学校に通えるようになりました。