ひとりはみんなのために 2

個人懇談。

先生は初めに 宿題をなしにしなかったことを話してくださいました。

先生は、娘がまさか完走するとはおもっていなかったそうで、

子供たちが、「宿題なしだ!」と盛り上がっていたものの、そのことを認めてしまうと、

娘のプレッシャーになると 思ったそうです。

そして 月曜日、完走したことを知り、宿題はひとつだけにしてあげる と いうことになったようでした。

でも 私が連絡帳に 娘がどんな思いでゴールを目指したのか。みんなの分も宿題がなしになる ということが娘の心の支えであったことなどを書いていたのを読んで、はじめて娘の気持ちを知ったとおっしゃいました。

「『ひとりは みんなのために みんなはひとりのために』というクラス目標かかげていますが、そのとおりですね。」と先生はおっしゃいました。

そして 次の日 連絡帳の返信に、

【望愛さんの 完走を知って スッキリと宿題なしにすればよかったと 大変後悔しています】と 書いてありました。

私は、それを読んで 宿題なしのお願いをしてみようと思いました。

ダメでもともと。

このまま
 
[宿題なしとおもって 走ったけど それは勘違い。宿題が出た。そして号泣。]で物語が終わるか、

[宿題なしになった!!]という結末か。

まだ 物語は終わっていないのかもしれない。


私は返事を書きました。

【後悔されているということでしたら、まだ 間に合うと思います。ぜひ宿題なしの日を一日作ってやってください。娘は今度は嬉し涙をながすことでしょう。そして自分が完走したことでみんなの宿題がなくなって、友達が喜ぶ顔を娘に見せてやって欲しいです。ひとりはみんなのために・・・・を みんなにも感じてもらえればと思います。どうぞよろしくお願いします。】と。

この連絡帳を今朝 娘に持って行かせました。

そして 今日、どうなるだろう と 思っておりました。

今日宿題なしにならなければ 冬休みに入ってしまいます。

冬休みには宿題がありますし、年が明けてから宿題なしの日が一日あってもちょっと間延びしています。

今日です。今日が宿題なしの最後の日ともいえます。


そして夕方。

娘の帰宅と 私の帰宅が同時になり、私が車を停めようとするところへ娘が駆け寄って、

車の窓を叩きました。

「まま!今日宿題なしやねん!!先生が のんちゃんが完走したから宿題なしって。」

娘は 満面の笑みでした。

嬉し涙は流しませんでした。

泣けたのは 私でした。

「よかったなぁ・・・・みんなもよろこんでた?」

「うん!!『のんちゃん ナイス!』って いってくれた」

娘は 靴を脱ぎながら

「うれしいな♪うれしいな♪」と 歌を歌うように家にあがっていきました。

よかった(泣)

連絡帳には 【アドバイスのとおり宿題なしにしました。子供たちは大喜びでした。ありがとうございました】と書いてありました。

娘のホノルルマラソン物語

これで完結です。

駄目でもともとだとおもって 連絡帳をかいてよかったです。

何もしなかったら、宿題なしになっていなかったと思います。

あ〜〜良かった。

勇気を出して 書いてよかった。えらいぞ 私。


泣いたり笑ったり 落ち込んだり喜んだり

いろいろあった 物語。

泣けることがあるから もっと喜ぶことがあるんですね。

すんなり月曜日宿題なしになっていたよりも 感動的です。

こんな結末が待っていたとは・・・ 


こんな物語を見せてくれた娘に感謝します。


めでたし めでたし。


次回は 娘のホノルルマラソン物語エピソード1から 始めようと思います。

お楽しみに〜〜。

ひとりはみんなのために

土曜日に帰国。

そして月曜日。

この月曜日はいつもと違っていました。

「今日は 宿題がないから 早く帰って お風呂に行こう」

娘がフルマラソンに完走したので、クラスみんなの宿題がなくなる日です。

そんな特別な日なので 

風呂に入って おうちに帰って コロンコロンしよう と

ワクワクして学校へ行きました。

「みんな 喜んでくれるかなぁ・・・」

娘は 本当に嬉しそうに行きました。

夕方 私も 娘が帰ってくるのを楽しみにしていました。

通常は 宿題に追われて 帰宅後の時間が過ぎていきます。

それがこの日はない。

それも 娘が 頑張ったから。

そして、夕方 

娘が帰ってきました。

「ままぁ いま外 雨降ってきたで。洗濯物濡れてる」

そういって 私の元まで来た娘は

「ままぁ 宿題でてん」。うわ〜〜〜〜〜〜ん(号泣)

え!!!!!!

「なんで?ほんまに?」ときくと

「先生 宿題なしにするなんて 約束してない いうて 算数プリント一枚だけ 宿題にしはって・・・・・。漢字プリントは なしやねんけど・・・。」

そういって

うわん うわん

泣き始めました。

私も 娘が 「みんなの分の宿題がなしになる」ということを心の支えにして ゴールし、

今日 みんながそれを喜んで 宿題無しを喜んでくれるのを楽しみにしていたので、

娘の悲しい気持ちが痛いほどよく分かり 一緒に号泣。

「みんなも え〜〜〜って いわはったやろ?」

「うん」

なんで?先生は そんなひどいことを・・・・

それも 勘違いさせるようなことを?

泣きながら 私は 考えました。

でも その大きな勘違いによって 娘が ゴールできたことは 間違いありません。

出発前に先生が 

「宿題なしにはならないよ」と完全否定していたなら、

娘は 頑張れなかったかもしれません。

私は そのことを娘に伝えました。


私は 前日の日曜日に 先生に連絡帳を書いていました。

無事に完走できたのは 先生が「月曜日にみんなの宿題をなしにする」という提案をしてくださったおかげだと。

娘は 本当に みんなのためにも頑張らな!といって 頑張ることができました。

でも その連絡帳を 月曜日に持っていくのを忘れました。

「のんちゃん この連絡帳をもっていってたら もしかしたら 宿題なしになっていたかも」

しかし、そうはならずに 宿題がでてしまったのです。

その連絡帳の文章を消すわけにも行かず 付け足しました。

「このことは 子供たちの勘違いだったようですね。

でもその勘違いのおかげで娘は頑張ることができました。ありがとうございました。」と。

そして 火曜日にその連絡帳をもって行かせることにしました。

二人で大泣きしたあと とりあえず 楽しく過ごせるはずの月曜日の帰宅後の時間を 落ち込んだまま 終わらせたくないので

私が 思いっきり協力して 宿題を終わらせ(笑)

お風呂に出かけました。

お風呂の帰りは 「今日は 楽しかった」と 行ってくれました。

夜 主人が帰宅し この一件を話すと、

出発の日 主人が教室まで娘を迎えに行ったとき、

完走したら宿題なしにするという 雰囲気やった とのこと。

え?そうなん?

じゃぁ なんで?

火曜日のお昼 友人にこの一件を話すと

「なしにするっていったけど そういうのは あかんかなと 途中でおもわはったんかな?」


火曜日の夕方は 個人懇談の日になっていました。

個人懇談の時間までには 先生は連絡帳を読まれているはずで、娘がどのような思いでフルマラソンに挑んだのか 伝わっているはずです。

先生が どうおっしゃるか。

真相はどうだったのか。

私は 楽しみに学校へ向かいました。



つづく。 

決意表明する 娘

娘は ホノルルマラソンを走るということに 焦点を絞り始めている。

カレンダーをみて

「いつから ハワイ?」という。

11日の夜から19日の夜だと伝えると 復唱する。


娘の友達が うちに泊まりに来たとき、娘がその友達に決意表明を始めた。

「のんちゃん 11日から 19日まで ハワイに行くねん。ホノルルマラソン走るねん。
42.195キロやねんで。」

距離まで 知ってたとは 驚いた。

「メダルをもらえるねん。」と続けた娘に、友達は、

「メダルがもらえるかは わからんやん」と 鋭い突込みをいれた。


私は 「あきらめずに ゴールまでたどり着いたら 必ずもらえるねん。もう やめた と おもわへんかぎり 大丈夫」と答えた。

というわけで 本当に 娘は 走るつもりです。


私さえ あきらめなければ 娘は メダルをもらうことができるでしょう。

9月から 娘が本気だとわかり 私はトレーニングを始めましたが 去年と違い 守りたいものがあると トレーニングの気合の入り方が違います。

トレーニングスタートが遅かったこともあるので 今 ほぼ毎日 走っています。

それが 苦じゃない。

用事がなくて 午前中の時間があるときなんかは (長い距離はしれるやん!)と 嬉しくなるほど。

去年のテンションとは 違います。



娘よ。ままは がんばっちゃうよ。メダル いっしょにもらおうね。


今 走るときに背負えるリュックを検索中。 ご存知の方 お知らせください^^

『元気やなぁ』

また また マラソンネタですが・・・。

私は いつも堤防を走っています。時間は8時から9時半の間。

娘を学校に送っていってから 走るんですが、この時間帯には おじいちゃんたちが よく堤防のベンチに座っています。

すれ違うのも結構 お年を召した方が多い。


私は 昨日 ベンチに座っているおじいちゃんに

「元気やなぁ」と 声をかけられました。

ベンチに座っている人からしたら 私 元気にみえるんやろな まあ 元気やな。と思っていました。

そしたら 今日 坂道を登っていると 後ろから追い越してきた自転車のおじいちゃんに 
「元気やなぁ」と いわれました。

おじいちゃん 坂道を 一気に自転車をこいで あがるなんて 

あなたのほうが よっぽど元気やんか!!と おもわず突っ込みたくなりました。

けど なんで 私 元気そうに みえるんかな?(笑)

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摩耶
京田辺在住です。

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