ままの感情ありがとっ!

なんだかなぁ…という出来事があった。

娘が通う個別指導塾の冬期講習に申し込んだのだが、時間割をもらえず、冬休みが終了するということに。

いったいいつになったら時間割をくれるのかと、電話をするも正月休みに入っており、もう、冬休みが終わるという日になって、謝罪されたがこれを後の祭りと言わずなんというのか。

教室の担当の先生にメールを送っても、メールの返信が来ないので、本部あてに送るようになっているクレームのハガキを送った。

そんなことがあったとき、友人が通う塾が2月から新しい学年のスタートになるという話を耳にし、タイミングがいいので説明会に参加した。

娘は実力テストを受ける。

私は説明を聞く。

説明の時、アンケートがあり、志望高校を書くところがあったので、堀川高校と城南高校と書いておいた。

目指すのはどこだっていい。

説明してくれるはずの担当の先生が、前の時間の説明が長引いているとかで、私を待たせる時間が申し訳ないと思われたのか、説明担当ではない先生が、間を持たせるために簡単な説明をはじめてくれた。要するにつなぎ。

ところが、この先生が、志望高校の部分を目にすると、鼻で笑った。

今の笑いは、どういう意味ですか?と、口から出そうになったが、グッと堪えた。

担当の先生が来られた、その先生は志望校のところで、笑わなかった。

事務の女の人も笑わなかった。


約一時間の試験を終えた娘が、部屋に戻ってくると疲れ切った表情だった。

そして、テストの点数が、国数ともに、50点前後。

いったい何点満点ですか?と思わず聞いた。

しかし「入塾していただけます」ということだった。

いったい、何点だったら、入塾できないのだろう。

これでも、できているらしい。

まあ、一人でも入塾させる方が塾にとってはいいものね。


娘は試験が難しくて、あまりいい印象を持たなかったみたい。

塾の体験をしたわけではないけれど(笑)

私も、さっきの鼻で笑ったのがどうも気になる。

馬鹿にされたわけではないのだけれど(笑)


家路に向かう車の中で、どうや?通いたいか?というと、特に通いたいと思わないのだそう。無料体験だけ1回行くという。


帰宅して、例の冬期講習すっぽかし塾の本部から連絡が来た。

一月分の月謝が戻ってくるのなら今すぐ辞めさせたいことを伝えると、戻ってくるのだそうで、娘に確認してみたら、やめてもいいということで、本人もそんなに未練はない様子。

祝塾卒業。

そして、試験を受けた塾も通う気はないということで、結局一つ塾を辞めるという状態になりました。


すると、娘は、

「ままの感情ありがとっ!」と。

私が、怒らなければ、そのまま塾に通い続けていたけど、私の棘の先っちょにひっかかったものだから、今回塾を辞めることになった。

それが娘にとってはうれしいことだったのです。

自分から行きたいと言って通っていたけど、やめたかったんかね?


まあ、私の棘に感謝されるとは思ってなかったので、驚きました。


私が私の感情を素直に出すことで、娘を喜ばせることになったとは!

無理したわけではなく、素直に出しただけのなので、私のありのままを「よし」と言ってもらえたようで、嬉しかった。


「感情ありがとう」

なんとすごい言葉なんだろう。


こんな言葉を、私は誰かに届けることがあるだろうか?












糸から布へ

2011年3月11日。

あの時間、私は京都にいました。

そして、虹を見たのです。

虹を見る数分前、車のラジオで東北に地震が起きて津波が来たことを知っていました。

車から降りて、虹に向かって、祈ることしかできず、

私に何ができるだろう。祈ることしかできないと思ったのです。

今この瞬間、津波に飲み込まれている人がいるというのに、私はここで虹をみている。

なんとも複雑な心境でした。


数日後、友人にこのことを話すと、

「なにもできないことはない。何かができるはず」と言われました。

そして、友人の考えを元に、一枚のチラシを作りました。

その時の私にはそれが、私のできることでした。

内容は、

『2分の1にしませんか?』

日ごろ使っている、電気 紙類 水など 限りある資源の節約にいつもの半分を心がけて使用しませんか?というもの。

作ったとき、駅前に立って、配ろうと思いましたが、勇気が出ませんでした。

そのことを知人に話すと、知り合いに配るといって、何枚も引き受けてくれました。

あれから、もうすぐ4年です。


今年の年始のご挨拶の封書に、このチラシも入れました。

すると、ある人は、ティッシュを半分に切るということをしてくれました。

そして、ある人は、「家族がよく見るところに貼ったよ」と言ってくれました。


あの日、何もできない。祈ることしかできないと思っていたけど、友人が言ったように、なにもできないことはありませんでした。


『糸』という歌を知っていますか?

一本の糸だけでは、布にはならず、一本の糸だけでは人を温めることはできないけれど、

糸と糸が出会って、布になり、それが他の誰かを温めることができるかもしれないという歌です。

私は一本の糸だったけど、出会った人と布になって、少しは誰かを温めることができたんじゃないかと、4年近くたって、やっと布になることができたと思った次第です。

糸から布へ。

ちょっと進化したかな?


アイデアをくれた友人、背中を押してくれた友人、アドバイスをくれた友人、協力してくれた友人、そしてチラシをもらってくれた皆様、どうもありがとうございました。




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摩耶
京田辺在住です。

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